完璧じゃなくて大丈夫〜産前・産後うつになって

3人兄弟のお母さんです。第三子妊娠中軽度のうつになりました。

産前・産後うつ①転勤

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こんにちは。

ご訪問ありがとうございます。

写真は近所に咲いていた白くかわいい花です。

 

今日は約4年前三男を妊娠中に軽度ですがうつと診断された経緯の始まりを書いていこうと思います。

 

当時長男小学3年生・次男2歳でした。3月中旬に転勤の辞令を受け、4月にA市からB市へ引っ越しました。A市には両方の親が住んでいて、車で小1時間あれば会いに行けました。B市までは車で6時間の距離。4年間慣れ住んだ後での転勤。思えば環境の変化も大きかったのだなぁと思います。

 

私自身転勤族で、小学校を4回転校し、中1まで父親の転勤について行きました。そんな環境で育ったので、家族は一緒に転勤について行くもの、という思いが強くありました。長男もパパっ子で、転校の事を話しても、「パパについて行く!」という返事しかありませんでした。主人は長い期間ではないかもしれないし、A市に残ってもいいのでは?そろそろ家を構えた方がいいのでは?というスタンスでした。でも、次男も当時2歳で小さかったのもあるし、何より私自身の家族は一緒にいるもの、という思いが強かっと思います。周囲のこの辺りで家を探したら?や、もし転勤になったら借りる住宅を探している、という声を周りで聞いても、自分事に考える事をしませんでした。

 

今思えばもっと柔軟に考えられればよかったんだろうな、と思います。自分の思いに迷いがなかったのはいい事だったのかもしれないけど、心のゆとりというか、余白というか、周りはこうなんだな、そういう選択肢はどうなんだろうな、と考える柔軟性があったら未来は違ったものだったのかもしれない…と思います。

 

でも、この問題はとても難しいとも言えるんだろうなぁ…と思います。

 

現にこの一緒の時期に長男と次男君が同級生で長男さんが春から中学生のお宅がやはり転勤になり、初めは残る選択をしていたのですが、家族で話し合ううちについて行く方向になりました。他からみていれば、長男さんの中学入学という大きな節目を何も転勤という大変なものにしてしまわなくても…という思いを感じていました。でもそこは、家族で何度も話し合った結果。しかも初めはついていかないと決めていたにも関わらず、です。家族の選択は本当にそれぞれで良いのだと思います。

ただ2年後にA市へ戻ってきた時に、同じ時期に戻った彼女が言ったのは、「たった2年なんだから残れば良かったよね」という事でした。私達の場合は3年から4年は転勤出来ないだろう言われていたので、予想外に早い転勤でしたが、彼らの場合は長男さんの高校受験を考えて2年したら戻ってくると決めていました。にも関わらず、です。転校は昔と違い、今の子供にとってはとてもハードなもので、とても苦労した話を聞きました。うちも同じだったので、同感でした。

 

そして、そう思う大きな理由があるのですが、長くなると思うのでまた次回に書きたいと思います。