完璧じゃなくて大丈夫〜産前・産後うつになって

3人兄弟のお母さんです。第三子妊娠中軽度のうつになりました。

産前・産後うつ⑪初受診

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こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。

写真はご近所で撮らせて頂いたお花です。

 

三年程前の事を書いています。

今回はメンタルクリニックを初受診した時の事を書きたいと思います。

 

病院へは2歳の次男を預ける先がないので連れて行きました。バスに揺られて着いた病院は思いの外明るく、イメージとは違いました。待合室にはたくさんの人がいて、みんな外見では元気そうに見えましたが、私のように抱えているものがあるのだな…と思いました。

受診表と、妊婦検診でもやったうつの検査表も再び記入して待ちます。人が多いので予約しても結構待った記憶です。

名前を呼ばれて扉を開けると女医さんが迎えてくれました。

当時のメモには上の子に対するイライラ・気分の落ち込み・思考力の低下(ぼっーとしてしまい、運転が怖い)自信がない・今の状態を受け入れきれない・胃痛等書かれていました。

日曜日も出勤・明日から出張・イライラして子ども達に当たってしまうという走り書きも。

とりあえず今まで経緯をもう一度話し、転勤・主人の激務・子育ての悩み等一気に話しました。ここの病院は児童精神科も備えていて、長男の事も相談したかったので有り難かったです。また詳しく書きたいと思います。

 

結果的に軽度であるがうつである事。主人に言えないようなら次の受診に連れてくるよう勧められました。あと、仕事の帰宅が毎日23時過ぎなのはあり得ないと言われました。そうなんだ…と思うと同時に落胆を感じました。主人は仕事上の立場を守る為等、あなたより他の物の優先順位が高いんですよ、と他人から言われた気がしました。

もっと早く帰って来てもらうよう見通しをもらう事。赤ちゃんが生まれたら小さい子2人を見るのは難しいだろうから、週一回でもいいから保育園を検討するよう言われました。診断書を書くので、と。

 

当時の状態としては朝起きても頭が重く、赤ちゃんが生まれたらこの先どうなってしまうんだろう…という不安ばかりが大きく、辛い事しか待っていないように思えて絶望的な気持ちになっていました。楽しいなんて感情は湧いてくる気がしなかったし、大変で辛いことばかりで自分の時間なんてもっとなくなるとしか思えなかった。受診少し前の4月に家庭訪問があったのですが、長男の担任の先生から「お母さんの笑顔がなくなっちゃったのが気がかりです」と言われ、笑っていない自分に気づかされました。

そして長男の子育てと向かい合ううちに過去の幼い頃の自分を思い出してしまい、過去から今まで両親に褒めて貰えなかったという思いにとらわれていました。

 

今日も読んで下さってありがとうございます。 

今日も1日お疲れさまです。

明日もよい1日になりますように。

 

 

 

産前・産後うつ⑩受診まで

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こんにちは。

ご訪問ありがとうございます。

写真は今日雨の中子ども達とお散歩で見つけたお花です。

 

3年程前の事を書いています。

⑨では妊婦検診で助産師さんから病院の受診を勧められてた所まで書きました。

そこからじゃあすぐに病院へ行けたかというと…行けませんでした。

自分が病気だとは思っていなかったし、ましてもやうつという病気を受け入れる気持ちにはなりませんでした。やはりショックでした。

主人にも言えませんでした。相変わらず帰りは遅い日が多かったので相談する時間もあまりありませんでした。理解してもらえるとも思えませんでした。

 

結果的に1ヶ月程悩んでいたと思います。クリニックに予約の電話をかけるまでが長い道のりでした。これくらい大丈夫なんじゃないか?そこまで酷くないんじゃないか?という葛藤をしばらく繰り返しました。精神科という響きそのものに偏見を抱いているのは他でもない自分で、その自分との戦い…精神科の受診というものに敷居を高く感じました…

でも助産師さんに言われた「今立ち止まらないともう立ち止まれなくなってしまうよ」という言葉に背中を押され、病院も何軒か自分で調べてみました。近くにもあり、教えてもらった病院はバスで1時間近くかかる為迷いました。どちらにするかでも迷い…判断能力も落ちていたと思います。

でも、遠くても助産師さんの教えてもらった病院の方が信頼できるし、近くの病院でもし近所の人に知られたら…という怖さもありました。ネットの口コミは良いことも悪い事も両方書いてあり…やはり直接聞いた事を選びました。結果的にそれはよい結果になったと思います。

 

意を決して電話をして、2週間後位に予約が取れました。当時のメモが残っていていました。受診まで、どう説明しよう…と今までのことを書いたり、自分の状況を書いたりしていました。このままでは子ども達に迷惑をかけてしまうかもしれない…という心配も書いていました。

受診しようと思えたのは、やはり助産師さんのお陰と、私が自分の状態が助けを求めるものなのだと思えたからだと思います。危機感を持てたんでしょうね。

 

最後まで読んで下さってありがとうございます。

今日もお疲れさまです。

残りの時間も良い時間になりますように。

 

 

指の爪がはがれる事件〜次男の成長

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こんにちは。

ご訪問ありがとうございます。

写真は幼稚園に行く途中に通るツツジです。

 

事件は昨日の夜20時半頃起きました。

三男と私でソファーに座って歯を磨いていた時の事です。三男が痛い、痛いと左足を出してきました。私は他の事に気を取られていて三男の様子までは見ていないので、どういう経緯かはわかりませんか、左足の親指の爪がはがれていました。

びっくりして「はがれたの⁉︎」と言い足の様子を見た後、とりあえず消毒…と消毒液をかけ絆創膏を貼りました。

どうしよう…とネットで検索すると爪がはがれた場合は消毒して、柔らかい布で覆って病院へ…と書いてあります。

主人はまだ帰ってきておらず、とりあえず電話。後から聞くとまだ残業予定でコンビニの晩ご飯を食べていた所だったそう。すぐに繋がり、とりあえず帰ってきてくれることに。

何科にかかるかもわからないので当番病院を聞く所へ電話。状態を話すとやはり受診した方が良いそう。当番病院を聞くと車で20分位の距離。でも車通りも多く運転も複雑な所で、駐車場もないとの事。私は運転があまり得意ではなく。また主人から電話があったので状態を話し、主人が帰ってきたら5歳次男と長男12歳を置いてタクシーで向かおうか…という話になりました。

5歳の次男はパパっ子でここ2週間夜中帰宅が続く主人に帰ってきたら起こしてね!という折り紙の貼り紙を家のドアに貼っている位。実際私は寝落ちして起きられないのに夜中の物音で主人が帰ってきたら起きてしまうこともあります…パパが帰ってきたのにまた行ってしまったら耐えられないだろうし、長男に託すのも大変な気がしていました。

一応次男にパパにママと三男が病院まで送ってもらっていいか相談してみると、「いいよ!」と思いもよらず快諾。え!と思っていると。「〇〇ちゃん(三男)つめがいたいんでしょう?いいよ!〇〇ちゃん(本人)にいにとまってる!」と。

思いもかけない返事に私も驚きました。心配も過ぎりましたが…考える間もなくすぐ答えていたので覚悟というか、腹をくくっているのを感じました。たまに長男に先に寝かしつけを頼む事がありますが、なかなか長男とは寝れない次男なのに。緊急事態だってわかったんだよね…

 

主人が帰ってきてこの事を伝えると、大丈夫?と心配し、残る事を提案しましたが次男の決意は変わらず。長男に次男を託し、21時半過ぎに主人に私と三男を救急当番病院まで運んでもらいました。主人は道中、失敗じゃないか?と言っていました。私も一瞬ベットで泣いているんじゃないか?と思いましたが、次男とのやり取りを思い出し、大丈夫と思い直しました。

 

病院へ着き、主人は自宅へ。私と三男は病院で受付へ。3組程先客がいて、とりあえず待機。小さい赤ちゃんが両親と来ていて、長男が小さい時うちもああして3人で夜間救急へ走ったな…でも今は子どもが3人だからそうはいかないんだな…羨ましいけど、1人でも大丈夫!と自分を励まして順番を待ちました。

 

呼ばれて診察室に入ると、若い男性医師がこんばんは〜!と優しく迎えてくれました。三男にターッチ!とタッチ。怖くないようにと接して下さっているのがわかりました。足の状況を診てもらいましたが、爪は消毒した後根元はつながっていたのでそのまま載せて固定していました。はがすとすごく痛いだろうし、もしかしたらこのまま繋がるかもしれないし、ダメなら下から新しい爪が生えてきますとの事。消毒も化膿止めも要らないと言われて拍子抜けしました。

とりあえずよかった…

ちなみに消毒も今は良い菌も殺してしまうからあまり勧めないと!水で洗うのでいいと!時代は変わっている⁉︎ビックリでした…

優しい看護師さんから、うちも子どもいるのでやりますよーと言われ、絆創膏を貼ると爪まではがれそうになるので、ガーゼで保護してテープで固定する方法を教わりました。

 

主人からラインが来ていて、次男は長男と寝ていたと…嬉しい驚きでした…寝ていなくてもせめて泣いていないといいな…とくらいにしか思っていませんでした。

次男は次男なりに頑張って成長してくれたんですよね。病院に行く前には「がんばってね」と書いた折り紙を三男に渡し、三男はそれをお気に入りの本に挟んで持ってきていました。

 

みんなにありがとうのジュースを自販機で書い、主人も疲れていたので迎えに来てもらわず、めったに乗らないタクシーで帰宅。タクシー大好きな三男は興奮してずっと外を見ていましたが途中で眠り…家に着いた23時頃起きて、眠る24時までハイテンションでした。

 

主人には仕事中帰って来てくれてありがとう。

次男には2人で留守番してくれてありがとう。

長男には次男と寝てくれてありがとう。

と翌朝伝えました。みんなが助けてくれて、成長してくれて乗り切れました。

長男に関しては荷が重すぎたようで朝から体が怠いと訴え、コロナウイルスの関係で休ませてしまいました。子供の命と心を預かるのって責任が結構重たいのよね…それを毎日している私、けっこう頑張っているのよね、ということも再確認。

大けがじゃなかった事、

コロナウイルスで大変な中、医療を支えて下さる夜間救急の優しい皆さんに感謝して…

 

長くなりましたが、最後まで読んで下さってありがとうございます。

今日もお疲れさまです。

残りの時間がよい1日になりますように。

 

産前・産後うつ⑨妊婦検診での出会い

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こんにちは。

ご訪問ありがとうございます。

写真は公園の近くで咲いていた花です。

 

この記事は4年ほど前の事を書いています。

三男を妊娠中の事を書いていきたいと思います。

三男の妊娠中はつわりも酷く、気持ち悪さや吐き気の他によだれつわりと言って、唾を飲み込む事も気持ち悪くて出来なくなりました。そうなると外出も気軽に出来なくなりました。

本当なら公園や近くの幼稚園の開放日に2歳の次男を連れて行きたいけど、行けない。だんだん引きこもりのような状態になりました。

朝起きて、朝食を作って主人と長男を送り出し、午前中は家事で終わってしまう。お昼を作って食べ、次男がお昼寝をしたら私も一緒に添い寝で寝てしまう。小3の長男が帰ってくるのは3時半位だったのですが、それまで寝ている日がほとんどでした。

そんな毎日を過ごしていると、スーパーへ行く以外外に出ない。家族以外と会話しない。今までの自粛生活のような生活をしばらくしていました。人との繋がりがほとんどないですよね。

 

そんな生活の中妊婦検診で行く病院が私にとって唯一の遠出でした。

たしか妊娠6ヶ月位の検診時だったと思います。いつもの検査の他にこれも答えて下さい〜と言われて調査票を記入しました。そして普通の診察が終わった後、助産師さんとお話しするからと別室に通されました。

可愛いカレンダーだなぁと壁のカレンダーを眺めながら、こんなにゆっくり時間を過ごせるのは久しぶりだなぁと思っていた記憶があります。多分遠方から母に来てもらって次男を預けて検診に来ていたのだと思います。

助産師さんの話は…調査票はうつを調べるもので、私にはどうやら傾向が出ている事。

自分ではそんなこと思ってもいなかったので驚きました。

今の状況を話しているうちにボロボロ涙が出てきて…あぁ私はこんなに我慢していたのか…と自分で驚きました。次男がいなかったのもあったと思います。転勤してきて半年で予定外の妊娠、主人の連日の深夜帰りに出張…そして長男の子育てにも悩んでいて…

助産師さんは頑張って子育てしてきたんだよね…と言ってくれて。あぁ私精一杯子どもを守ろうとやってきたんだよな…と思えてまた涙が止まりませんでした。

助産師さんには今一度立ち止まらないと、赤ちゃんが生まれてからもっと大変になってしまうよ、という事を言われました。そして、病院について詳しくはないけれど選択肢の一つとして、助産師さんの妹さんが不登校になった時にかかったメンタルクリニックがとても良かったと病院名を教えて下さいました。

今思えば、この助産師さんに出会わなければ今の私はないのかもしれません。名前もその時は覚える余裕もなくて、その後も話した事はなかったけれど…彼女があそこまで親身に話をして病院まで教えてくれなかったら、私は病院にかかれなかったのではないかと思います。彼女からは、私を、私の家族を救いたいという想いを感じました。

それからは病院からの連絡が市役所へ行き保健師さんから電話があったりしましたが、彼女はただ現状を聞くだけでした。

 

どんな人に出会えるかで、人生は大きく変わるものなのかもしれませんね。

助産師の彼女には本当に感謝しています。見ず知らずの他人の私を親身になって心配してくれました。転勤してきて、ほとんど知らない人しかいない土地で孤独に育児をしていて、私の事を心配してくれる人がいることは本当に救いとしか言いようがありません。職業としてだけではなく、1人の人間として関わってもらったんだと思います。

 

最後まで読んで下さりありがとうございます。

今日もよい1日になりますように。

産前・産後うつ⑧完璧じゃない自分

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こんにちは。

ご訪問ありがとうございます。

写真はご近所で撮った木の花の写真です。なんていう名前なのかな…?

 

昨日の「裏切り」の記事を書いていて沸いていた今の思いのようなものを書きたいと思います。

 

三男は想定外の妊娠で私が裏切りにあったわけですが…今三男を可愛いと思って育てています。イヤイヤ期で3人の中で1番きかなくて、大変な思いを毎日していますが…でも可愛いです。

 

でも、主人の仕事が忙しくて毎日帰りが遅く、話を聞いてもらえなかったり、子育てを手伝ってもらえない時が続いたりすると…私もいっぱいいっぱいになります。

 

そんな時、三男がいなければもっと余裕があって、長男にも次男にも、そして主人にも、もっと色々してあげられるのに…こんな自分ではなかったはずなのに… という自分でも情けないし、最低だと思う弱音を吐きたくなる時があります。

こんな弱い自分も私…全然完璧なんかじゃなくて自分の決めた決断なのにこんなことを思うなんて酷い人間だ…

でも、こんな事を思ってしまう自分も私。それを受け入れよう、と思えるようになってきました。 以前の私は完璧を求めていました。  

失敗してはいけないし、〜すべきという、「べき」をいっぱい持っていました。

母親は常に笑顔でいるべき。

母親は常に子どもの事を考えるべき。

母親は自分より子どもを優先するべき。

 

いろんなべきを抱えていて、潰されそうでした。潰されかけて病気になったのかなぁ。

色んなもの抱えすぎていたみたいなので、一つづつ手放していっています。

いつもいつも頑張らなくてもいい

いつも子ども優先じゃなくてもいい

いつもいつも我慢しなくてもいい…

 

恐らく私は子どもの頃から我慢しやすい子でした。でも子どもが3人になって今まではなんとかやってきたキャパシティが溢れてしまった。人に頼れない自分も発見しました。子どもが3人ともなると、人に頼らないといけない場面が増えてきて直面しました。

人には頼らないべき。人に頼る自分を許す事が出来ませんでした。自分が全部やるべきだと思っていました。でも、無理でした。

 

完璧な人間っていないんですよね。

頭ではわかっていました。でもここまでは出来るはずとか、これは自分で出来るはずと思っていることが、子どもが3人になってから出来ない事ばかりになっていきました。

その事は私を打ちのめすのに十分でした。両家とも両親は遠く頼れなかった環境も大きかったのかな。

 

このブログは、私みたいに自分を責めているお母さんが1人でも減ればいいなぁと思って書いています。

最低な自分をさらけ出すのは怖かったですが、それをこうして文章にして認める事で少し楽になりました。読んで下さる方がいるから書けていると思います。ありがとうございます。

 

大丈夫ですよ〜!

世の中のママさん、私たち毎日本当に頑張って子どもの命守ってます。

今のこのご時世は特に。

もうそれだけで本当にすごいです。

だから完璧なんかじゃなくて大丈夫。

毎日お疲れさまです。

頑張りましょうなんていいません。

明日も生き抜きましょう!

 

貴重なお時間に読んで下さってありがとうございます。

今日もよい一日をお過ごし下さい。

 

 

産前・産後うつ⑦裏切り

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こんにちは。

ご訪問 ありがとうございます。

写真はジャーマンアイリスの花です。

 

4年程前のことを書いています。

今日は三男を妊娠した頃の話を書こうと思います。

三男の妊娠がわかったのは転勤してから半年ちょっと経った頃。季節は秋の終わり頃になっていました。やっと主人の仕事も軌道に乗ったのか、21時や22時に帰ってこられる日が出てきて、長男も学校生活になれてきた頃でした。しばらく体調が悪くて風邪引いたのかな?と思っていました。

一年に一度は健康診断を受けよう!と総合病院に予約し、生理が遅れていることは自覚していましたが、避妊していたので授かるわけがないとあまり気にしていませんでした。そして婦人系の検診を受けた際妊娠していると言われました。私はパニック。とりあえず主人に車で迎えに来てもらい、どうしよう…と嬉しいよりも驚きが大きかったです。

主人を問い詰めると、私が裏切られていた事がわかりました。きちんと避妊してくれていなかったんですね。ショックでした。

でも、お腹に宿った命をどうするのかという差し迫った問題があったのでそこまでショックを受けている余裕もありませんでした。

主人は女の子を欲しがっていて3人目が欲しいと言う事はあったのですが、長男の育児にも悩んでいて、私には歳の離れた2人兄弟の子育てにいっぱいいっぱいでこれ以上は無理と伝えてありました。

でも初めから私の選択肢に堕すというのはありませんでした。長男と次男の間に流産をしていて、次男は不妊治療で授かっています。命の大切さというか重さを感じていたので、授かった命は大切にしたいと思いました。

ただ、経済的にも、精神的にも体力的にも大変な3人の子育てを、しかもこのほぼワンオペ環境でしていかないといけないことに対する怖さが大きかったです。

産むという選択肢しかなかったけれど、もう一度覚悟を決め直す、という感じでした。

 

そして、後々になってから主人に対して裏切りに対する悲しみを感じるようになりました。自分の人生をコントロールできない悲しみ。自分の思い描いていた人生を歩めない悲しみ…

後々気づきましたが、主人に対する信頼は大きく低下しました。もう、主人の事を安易に信じられなくなってしまっていたんでしょうね。よく考えてみれば当たり前、ですよね。

今でもその信頼は回復途中ですが、時折そんなんでよく3人の父親になったね!もっとしっかりしてよ!こっちが毎日どんな思いで毎日を乗り切ってるかわかってるの!って思う時があるので(主人も私に対して同じこと思ってるのかも)、これからもまだまだ頑張って信頼を回復して欲しいなぁと思っています。

恐らく私が生きている間にこの事に関して主人を許すことはないんじゃないかな…と思っています。三男は今2歳後半で可愛いですが、イヤイヤ期真っ盛り。3人の中で1番きかないですし、主人の平日の帰りも最近は2週間24時過ぎが続いていて、私も毎日ヘトヘトです。主人もですが…いつかこの気持ちも変わる日が来たりするのでしょうか…変わる日が来て、許せる日が来たらいいなぁ…と思ったりします。

 

貴重なお時間に読んで下さってありがとうございます。

今日もよい一日をお過ごし下さい。

 

 

産前・産後うつ⑥長男への謝罪

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こんばんは。

ご訪問 ありがとうございます。

写真は今日から分散登園ですが幼稚園が始まった次男の送り後に久しぶりに三男と寄った公園で咲いていた花です。約3ヶ月の自粛生活、長かったです。皆さん本当にお疲れさまでした。

 

4年程前のことを書いています。

転勤があり、長男には野球といい、私の怒りのコントロールが出来ない事といい、申し訳ないことをしたな…とずっと思っていました。

謝れば済む話ではないことはわかっていましたが、引っ越して2年になり転勤の話が出た時に、ここを離れる前にちゃんと一度長男に謝りたいと強く思いました。

長男の心には傷がついていると思いました。その傷が少しでも癒えるように。これからも関係を作っていけるように。許してもらえなくても、仕方がないことですが。

 

当時長男小4、次男3歳、三男が7ヶ月だったと思います。私は気持ちを主人に話し、数時間で良いので長男と二人きりで出かけたいとお願いしました。まだ三男は授乳中だった為、移動を含めて3時間が限度でした。主人も大変だけど協力すると言ってくれました。

長男にはママと2人でたまにはデートしようかと話し、行き先は私が以前に行って美味しい和菓子を食べた喫茶店に行ってみたいと言っていたのでそこにしました。

長男と2人だけで出かけることなんて、2年ぶり位だったと思います。今思えばその転勤してからはなかったな…と思います。またには甘えたいのにずいぶん我慢させてきたのでしょうね… 

 

バスに揺られて喫茶店へ行き、お目当の和菓子とお茶を頼み、2人で楽しみました。

そして、今までの事を謝りました。

転勤してきて、パパの仕事が大変になって、お母さんの余裕がなかったこと。布団敷きの時によく怒りすぎていたこと。野球を無理してやっていたこと…

長男は私と2人で喫茶店に来れた事が楽しかったようで、ずっとニコニコしたまま。話もニコニコして聞いていました。

怒られたことは…あんまり覚えてないや、と。

野球は楽しかったよ、と。

 

多分、怒られた事は辛すぎて記憶にフタをしてしまったんじゃないかなと思います。

野球に関しては、楽しいことしかもう覚えていないという事みたいでした。

 

これで私の罪が軽くなるわけではないけれど…

間違ったことをして相手を傷つけてしまった時に、時間が経ってしまった後でも謝ることは出来るんだよ、と知ってもらえたかな。

長男に申し訳ない事をしたと後悔している事を知ってもらえただけでも、傷を少しでも癒せたかな…

長男は許すよ、とも言ってくれました。

この言葉には、私が救われました。

私自身はまだ自分を許す事は出来ないけれど…

でもありがたかったです。

 

子どもってどんなに怒っても、親を好きでいてくれますよね。寝たらリセットしてくれる。

でもその事に甘えるんじゃなくて、間違ったらちゃんと謝れるような人間関係を作っていきたいなぁと思います。

 

最後まで読んで下さりありがとうございます。

今日も一日お疲れさまでした。

明日もよい1日になりますように!