完璧じゃなくて大丈夫〜産前・産後うつになって

3人兄弟のお母さんです。第三子妊娠中軽度のうつになりました。

産前・産後うつ⑨妊婦検診での出会い

f:id:camomile0526:20200607131556j:image

こんにちは。

ご訪問ありがとうございます。

写真は公園の近くで咲いていた花です。

 

この記事は4年ほど前の事を書いています。

三男を妊娠中の事を書いていきたいと思います。

三男の妊娠中はつわりも酷く、気持ち悪さや吐き気の他によだれつわりと言って、唾を飲み込む事も気持ち悪くて出来なくなりました。そうなると外出も気軽に出来なくなりました。

本当なら公園や近くの幼稚園の開放日に2歳の次男を連れて行きたいけど、行けない。だんだん引きこもりのような状態になりました。

朝起きて、朝食を作って主人と長男を送り出し、午前中は家事で終わってしまう。お昼を作って食べ、次男がお昼寝をしたら私も一緒に添い寝で寝てしまう。小3の長男が帰ってくるのは3時半位だったのですが、それまで寝ている日がほとんどでした。

そんな毎日を過ごしていると、スーパーへ行く以外外に出ない。家族以外と会話しない。今までの自粛生活のような生活をしばらくしていました。人との繋がりがほとんどないですよね。

 

そんな生活の中妊婦検診で行く病院が私にとって唯一の遠出でした。

たしか妊娠6ヶ月位の検診時だったと思います。いつもの検査の他にこれも答えて下さい〜と言われて調査票を記入しました。そして普通の診察が終わった後、助産師さんとお話しするからと別室に通されました。

可愛いカレンダーだなぁと壁のカレンダーを眺めながら、こんなにゆっくり時間を過ごせるのは久しぶりだなぁと思っていた記憶があります。多分遠方から母に来てもらって次男を預けて検診に来ていたのだと思います。

助産師さんの話は…調査票はうつを調べるもので、私にはどうやら傾向が出ている事。

自分ではそんなこと思ってもいなかったので驚きました。

今の状況を話しているうちにボロボロ涙が出てきて…あぁ私はこんなに我慢していたのか…と自分で驚きました。次男がいなかったのもあったと思います。転勤してきて半年で予定外の妊娠、主人の連日の深夜帰りに出張…そして長男の子育てにも悩んでいて…

助産師さんは頑張って子育てしてきたんだよね…と言ってくれて。あぁ私精一杯子どもを守ろうとやってきたんだよな…と思えてまた涙が止まりませんでした。

助産師さんには今一度立ち止まらないと、赤ちゃんが生まれてからもっと大変になってしまうよ、という事を言われました。そして、病院について詳しくはないけれど選択肢の一つとして、助産師さんの妹さんが不登校になった時にかかったメンタルクリニックがとても良かったと病院名を教えて下さいました。

今思えば、この助産師さんに出会わなければ今の私はないのかもしれません。名前もその時は覚える余裕もなくて、その後も話した事はなかったけれど…彼女があそこまで親身に話をして病院まで教えてくれなかったら、私は病院にかかれなかったのではないかと思います。彼女からは、私を、私の家族を救いたいという想いを感じました。

それからは病院からの連絡が市役所へ行き保健師さんから電話があったりしましたが、彼女はただ現状を聞くだけでした。

 

どんな人に出会えるかで、人生は大きく変わるものなのかもしれませんね。

助産師の彼女には本当に感謝しています。見ず知らずの他人の私を親身になって心配してくれました。転勤してきて、ほとんど知らない人しかいない土地で孤独に育児をしていて、私の事を心配してくれる人がいることは本当に救いとしか言いようがありません。職業としてだけではなく、1人の人間として関わってもらったんだと思います。

 

最後まで読んで下さりありがとうございます。

今日もよい1日になりますように。